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アトピーのカサカサを治すために気をつけたい3つのこと

部分的にまだ、しわが寄ってカサカサ乾燥しているところ、ゴワゴワや色素沈着が残っていたり、うっすらピンクのところもある……そんな「カサカサ・アトピー」の段階では、気をつけたいことが3つあります。

この記事では、「カサカサ・アトピーの時期に気をつけるべき3つのこと」についてお伝えいたします。

 
プツプツ&ジュクジュクして皮膚が真っ赤……、掻きキズが痛くてシャワーもつらい……、痒みで夜も眠れない……、そんなジュクジュク・アトピーの時期を乗り越えると、心身ともにホッとしますよね。

ホッとするのと同時に、それまで細心の注意を払ってきた生活上の養生にも、ついつい油断が出てきてしまうのが人情。

しかし、このカサカサ・アトピーから脱出して、丈夫な美肌を再生していくこの段階で、気をつけていただきたいことが3つあります。

それは、

  • 食べもの
  • 睡眠
  • スキンケア

です。

順に解説しますね。

食べもの:悪化要因は週に1回まで

ジュクジュク・アトピー(アトピー性皮膚炎急性期)には、ほんの少し唐揚げや煮魚、ケーキひとかけ口にしただけでも、猛烈に痒みが増しました(←ひとによって、悪化要因は異なります)。

それが、この段階では、多少食べても、大きな変化はしなくなっていますね。

本当によかった……!

「悪化しない」と分かって安心したら、今までガマンしていた分、猛烈に食べたくなるものです。

どころが、ここに落とし穴が。

1回や2回食べても平気なものも、1週間に3回続くと、ついに反応することがあります。

自分の悪化要因は、「食べたかったら1週間に1回まで」を守ってくださいね。

睡眠:22時にふとんに入る

人間の身体は、「22時~2時」が最も回復します。

皮膚も、皮膚に必要なうるおいやバリアの材料も、この時間に再生されるのです。

なので、回復をスムーズに進めるためには、22時にふとんに入っていたいものです。

アトピー性皮膚炎で、皮膚に赤みがあるときは、グッスリ眠れないものです(これには中医学的に理由があります)。

早めにふとんに入ると、眠れなくてかえってつらい……という方は、睡眠を改善する漢方薬を活用してくださいね。

スキンケア:乾燥しなくなっても塗り続ける

皮膚が真っ赤だったときは、耐えがたいほどの乾燥に悩まされましたが、この段階まで改善すると、あの乾燥はありませんね。

痒みも薄らいでくると、「もう大丈夫かな~」と、スキンケアもサボりがちに。

しかし、カサカサ・アトピーの部分は、まだバリア機能が健常に戻っていません。

自前のバリアが弱いうちに、支えのスキンケアを怠ると、バリアの弱いところから外界の刺激(アレルギー・乾燥)が皮膚内部へと侵入します。

これが、みなさんを悩ませる「再発」の正体。

乾燥を感じなくなっても、油断せずに、あなたに合ったスキンケアを続けましょう。

症状のない部分もバリアはまだ万全ではありませんので、カサカサ以外にもしっかりスキンケアするのがコツです。

以上、今回の記事では、カサカサ・アトピーの時期に守っていただきたい3つのことについてお伝えしました。

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