繰り返す痛み。
こみ上げるゲップと不快感。
背中にまで達する苦しさ。
これは経験したひとにしか分からない苦しさですよね。
最もツライのは、再発すること。
胃潰瘍になってしまう状況が再現すると、この病気は
すぐ首をもたげます。
内服薬の登場で、以前のように手術の必要はなくなり
ました。
しかし、「胃酸を抑える」くすりでは、再発は防げません。
というよりも、「そのくすりをのむのを止めれば」すぐに
再発してしまうようになることも。
くすりで抑えていた胃酸が、くすりを止めるとより多く
分泌されるようになるからです。
いわゆる「リバウンド現象」です。
中医学(=漢方の理論)では、こうした胃痛の原因を、
大きく二つの働きのバランスから考えます。
ひとつには、「脾胃」の問題。
胃腸が弱ければ傷つきやすい。ちょっとした刺激で痛み
が起きてしまいます。
もうひとつは「肝」の問題。
分かりやすい言葉でいうと、「ストレス」です。
ストレスが身体の調節機能を乱し、他臓に悪影響を与え
るのです。
このふたつのどちらが主となって引き起こされた潰瘍か、
そのバランスを回復するにはどうすればよいか。
再発の繰り返しから脱出するには、そこを調整しなければ
なりません。
丈夫な胃を、作り治しませんか?