潤肺糖漿
その名の通り、「肺を潤す」シロップのおくすりです。
秋から冬にかけて、空気は乾燥します。
こんな時期に風邪を引き、運悪くそれが数日長引くと、呼吸器の粘膜はウイルスとの戦いで傷つき、正常な粘膜を再生させる材料が尽きてきます。
咳込むとなかなか止まらず、咳の音は「コンコン」と乾いた音。
ノドの粘膜では炎症が治まりきらず、ふとんに入ったりお風呂に入ったりして温まると余計に咳き込む。
そんなときは、呼吸器の粘膜の炎症=「熱」を冷まし、粘膜を再生させる材料を補給して元通りにする、この2点を同時進行することが必要です。
この2点を同時にやってくれるのが、この「潤肺糖漿」。
ベンリです♪
まだ「熱っぽい」「頭痛」「だるさ」などの「風邪」(=「表」)の症状も残っていれば、前回ご紹介した「涼解楽」を併用します。
……2011年11月12日