「憂鬱」と漢方 (2)

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お知らせ

「憂鬱」と漢方 (2)

養生法としては…… 「『楽しい』と思える時間を作る」 ←「気」の巡りをよくする最大の方法! 「香りのある野菜を摂る」 ←「シソ」なんて最適。 「嫌な気分になって来たら、無理にでも違うことを考える」 ←同じことを考え続けると、そこの回路が強化され、 その考えから離れられなくなります。始めは難しいですが、 練習すると出来るようになります。 こうした日常生活の工夫で、「気が晴れる」といいですね! しかし、こうした症状にお困りの方全てが、普段の養生で回復するかというと、そうではありません。では、どうしたらいいのでしょう。 そんなときこそ「漢方」の出番です!! 治療は、滞った「気」を動かすこと(=「理気」)が基本になります。 調子を崩してそんなに時間の経っていない方、もともとのお身体は割にバランスの取れていた方などは、この「理気」のお手当で回復されてゆきます。 しかし、始めは「気」の滞りだけだった身体もその状態が長く続いて、滞った気が熱を持ってしまったり、気の流れの不調が胃腸に悪さをして栄養状態が悪くなるとこまで進んでしまっていたり。それから、もともとお身体に弱点があって、バランスを崩しやすい状態だった方。こうした方は注意が必要です。「気」だけをぐんぐん動かすことで、全身のバランスを更に乱してしまうことのないよう、弱点の克服も同時進行した方がよい場合があります。 「なぜ?」 中医学の考え方のベースです。 ――どうして今この症状が出ているのか。 ――このお悩みが、自然に回復していかない原因はどこにあるのか。 こころとからだが疲れたとき、一緒に考えてみませんか? 最後に。 くれぐれも「気の持ちよう」と、ご自分を責めないでください。 その症状は、「体調」のせいです。 確かに、同じ出来事から、受けるダメージはひとによって違います。 ストレスに真っ正面からぶつかってしまう真面目さを加減出来るようになると、人生もう少しラクでしょう。 しかし、「そういう気持ち」になるようなお身体の状態を調整すれば。 漢方は、あなたのお役に立ちますよ(^_^)。   漢方相談について……へ戻る トップへ戻る