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不安・不眠

36歳女性。数年前より「何となく落ち着かない」「不安」「眠れない」といった症状に悩まされている。肩こりもひどく、疲れやすい。肌の乾燥もひどく、仕事へ行くのにメイクがのらない。仕事で疲れきってしまい、家事ができない。気分の不調が出てから心療内科へ通っている。睡眠導入剤は効果があるが、気分は変わらずすぐれない。

ハキハキした方で、お話をうかがうまではそんな症状でお悩みだとは、思いもよりませんでした。周囲の方にも、この方のお辛さは、多分気づかれないだろうと思われました。
その方はこう仰いました。

「気持ちや眠りは病院のおくすりをもらって、確かに効果もあるけれど、『よくなってる』感じがない。もっと根本的に『よくなっていく』ものが欲しいの!」

漢方には、そうした「お気持ち」の症状に効果のあるものが多数あります。わたしもそんな処方を思い浮かべながらお話をうかがっておりましたが、相当ご無理されてたのでしょう。お肌のみならず目も口も渇きがひどい。食べものもあまり咽を通らない。人間の身体を正常に保つ「気」「血」もともに、極端に消耗されておいででした。

具体的にご気分の症状を改善するよりも前に、先ずそのひどい疲労を何とかしないと。ご予算に限りがおありだったこともあり、不足してしまった「気」「血」を強力に補うお手当から始めることにしました。

10日くらい経った頃でしょうか。お仕事帰りにお立ち寄りになり、「夕べはひさしぶりにぐっすり眠れたの」と仰るではありませんか。

うかがうと、召し上がる量も増え、第一ご自宅でお台所に立てるようになってきたとのこと。

直接お気持ちの症状をおラクにするおくすりではありませんでしたが、この方の場合、消耗しきった体力を復元することで、過労からくるお悩みが改善していったと思われます。ご本人も、どんどんよくなっていくお身体の調子に喜ばれ、「これがわたしの身体に合ってるわ!」と、同じおくすりを続けられました。

そうして4ヶ月くらいお続けになったでしょうか。
眠りだけでなく、不安や落ち着かない感じもかなり減り、この方の漢方療法は終了しました。

お仕事も大切ですが、その方の耐えられる限界もあります。この方は、「一日何時間を超えるとダメ」「帰ってきたら仕事のことは考えない」「気血を補うよいものを食べる」といったご養生方を実践され、その後、おくすりなしでお仕事を続けられています。

 

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